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2005年11月 8日 (火)

自己評価評価維持モデル

バイクのっていてこんな心理現象ありませんか?これを今回はSEMモデルに沿って説明していきます

女性ライダーが女性にバイクで抜かされると、おもわずアクセルをまわしてしまう

車に抜かれてもなんでもないのに、バイクに乗っている人が、抜かれると、、おもわずアクセルをまわしてしまう。


自己評価評価維持モデルをSEMモデルといいます(Tesser)。このモデルの前提は以下の2点。

(1)人は自分の自己評価を維持しようとしたり高めようとしたりする

(2)自分と他者との関係が自己評価に大きく影響する

特に、(2)に注目。ここでいう「関係」とは、特に以下の2つが前提となっています。

(A)「自分と他者の心理的な近さ」

(B)「活動の関連性」


バイクはまだ、男性ライダーが多いですよね。女性ライダーが横にならんだらやはり嬉しいもの。これは、(A)「自己と他者の心理的な近さ」を意味しています。一般に、男性ライダーより女性ライダー同士が「心理的に近い」と言えます。その女性同士が2人並び、相手が自分よりスキルがあったり、追い抜かされると、自己評価が低められます。そこで(1)「人は自分の自己評価を維持しようとしたり高めようとしたりする」ため、アクセルを思わずまわしてしまうのです。

さらに、(B)を説明しましょう。私たちがバイクにのっている時に、車に抜かされても、なんでもないのに、バイクに抜かされると、思わずアクセルをまわしてしまうこともありませんか?これは(B)「活動の関連性」が関係しています。ライダーはバイクにのっている人と「活動が近い」ということです。活動が近い時に、相手が自分よりスキルがあったりすると、自己評価が低められます。上記と同様(1)の理論より、おもわず、アクセルをまわしてしまうのです。もっといえば、ライダーは、歩行者とは競争しないでしょう(^^;;。活動が全くちがいますもん。


実際には、SEMモデルでは、(A)と(B)との交互作用によって自己評価の高低が決められるようです

参考文献 山口 勧 1994 改訂版 社会心理学 日本放送出版協会

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